写真展に行く
2BのOBOGの方の写真展に出かけた。
広尾は閑静な住宅(お屋敷?)街の中にあるビルの地下一階。
展示スペースは中央に壁がありそれを取り囲む形でドーナツ状に壁がある。
展示には工夫が必要だと思った。
モチーフは雪。
しかも町中にある残雪だ。
それをモノクロで撮っている。
中央には同じネガで手を加えた写真とそのままの写真を並べてあった。
全く異なっているように見えて面白い。タネは明かしてもらわなかったが、それはそれで面白い。
入り口近くに写真で暗黒に木の枝がぼーっと浮かび上がっている写真があった。
3段アンダーで意識的に写されたらしい。
ポートフォリオブックも素晴らしい。
箱とファイルが一体化したもの。
マグネットが入っているようでカチッと止められるし、ファイルの透明度も高い。
もちろん中に入っている写真のクオリティも高い。
言葉は全くないが、写真が話しかけてくる。
最近、ポートフォリオブック作成の意欲が高い。
写真は塊で立体感を出すものだと改めて思っている。
そのせいか作家の方がどんなポートフォリオブックを作っているのか、非常に興味がある。
そんな中でのとても興味深い展示だった。