ホキ美術館

写実画のすごい世界

たまたま本屋で見かけて、衝動買いした本。
え、これって絵なの？写真じゃないの？と驚くぐらいリアルに見える。
その本によると千葉に写実画を集めた美術館があるとのことで、早速
行ってきました。

我が家からは馬喰町から総武線快速に乗り土気へ。朝方は１時間に１本直通があります。
でないと、乗換が面倒くさい。土気駅からはバスで１０分くらい。これも本数が少ないので、ＨＰを参考に電車を選ぶことをお勧め。

建物は現代風で賞も受賞したとか。
最初、入り口がわからず、とりあえず道なりに進んで発見。ホッとしました。
１階が入り口なのですが、２つの弧型の建物を行ったりきたり、下がったりで鑑賞していきます。ギャラリーは全部で９個。

本で見たのとはまた違う発見がいろいろ。
何しろ現物は近づいて見れるので、タッチもよく分かる。
おいしそうなメロンも近くで見ると、描かれてるなと分かるのですが、少し離れるとやっぱり写真、しかもクオリティの高い写真にしか見えない。不思議です。

人物画も髪の毛一本一本まで描いてあって、気の遠くなるような作業なんでしょうなぁ。

特に気に入ったのは最後のギャラリーで、壁は黒、照明は作品のみにあたっているという部屋。
音声解説もあるので、作家の考え方にも触れることができる。

とてもいいもの見た、という感じです。
大人は1,800円。価格は少し高いと感じるかも知れませんが、株式会社形態で利益を出していかなければならないわけで、その中でも美術館というビジネスモデルを選んだことにも頭が下がります。

帰りに島村信之さんの画集とロブスターのクリアファイルを買って帰りました。
画集は繰り返し飽きることなく見ることができます。

島村信之画集