Monology from the attic

屋根裏からの独り言

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肥後守

鉛筆削りの記憶をたどると、小学校入学のときに手動の鉛筆削り器を買ってもらった。電動では無駄に削れてしまうので、ということでかき氷のようにレバーをゴリゴリ回すタイプのもの。おそらく刃は壊れずに学生時代は使っていたような気がする。

途中、シャープペンシルやボールペンに移り、社会人になって万年筆も使うようになった。
時々鉛筆を使う機会はあったものの、使い続けることはなかった。
というのは、芯先がとがってなければいやなので、削るのがしょっちゅうで飽きてしまうのである。

ただ、中学生ぐらいのころに肥後守を手に入れて、鉛筆を削っていたと思う。
なので、ナイフを使うのはさほど問題はない。

昨今はナイフを持ち歩いて、運悪く職務質問にかかると軽犯罪法違反に問われるので、おいそれと持ち歩くことはできない。会社では携帯サイズの鉛筆削りを使っているが、ちょっと使っただけで刃の調子が心もとない。

が、最近改めて家でも鉛筆を使う機会が増えたし、トンボ鉛筆完全ブック (エイムック 2574)を買って、鉛筆をそのままにしていたので、削ろうと肥後守を買った。大きめのサイズなので、手にもなじむ。じっくり3本の鉛筆を削っていると心が落ち着く。